2007年04月03日

韓国ドラマのツボ〜C出生のヒミツその3

 出生のヒミツでしばしば大ヒットを飛ばすのは、「子供のすり替え」というケースです。
 日本でもよく使われています。最近のヒットは2000年放送の「永遠の1/2」です。原案となったのはアイリーン・グージ「偽りの薔薇の園」なので純国産とはいえません。生まれたばかりの赤ちゃんを産院の火事の際に一方の産みの親がすり替えてしまうお話で、戸田麻衣子がすり替えられた芳本美由紀役で初主演し姉の戸田菜穂との共演も話題となりました。
 同じように病院で取り違えたという設定を使って作られて大ヒットしたのが「秋の童話」です。
「秋の童話」1,2話ポスター.jpg 「秋の童話」1,2話ポスター
14歳のときの交通事故がキッカケで取り違えが発覚して、裕福に育ったウンソ(少女時代をムン・グニョン、成人してからをソン・ヘギョ)と貧しく育ったシネが元の親元に入れ替わって、大人になってから再び運命は2人を引き寄せるストーリーでウンソが病に冒される悲劇が視聴者を釘付けにしました。日本でも何度も繰り返し放送されています。
 このケースの変形としては「威風堂々な彼女」が最近ヒットしていますが、裕福な実の親類(死んだ両親の父親=祖父)が出現したときに育てた母親が実の子にすり替えて送り出して、本当の孫娘ウニ(ペ・ドゥナ)は苦難に翻弄されながらも前向きに生きてゆきます。
 いずれもすり替えたり取り違えたりしたことで、苦難を負わされたり悲劇を迎えたりすることが、より強く観る者に迫ってヒットにつながっています。
posted by mai-mai at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマツルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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