でも、ラヴコメとしては笑いながらも切なさもあって良い出来ばえなのです。漫画のキャッチコピーの干物女に振り回されなければ、ほどよい恋のお話に仕上がっています。
高野部長がなかなかの曲者ぶりを発揮しています。しかも、いい言葉もはなっています。
「思いは言葉にしなければ伝わらない」そうなんですよ。30歳すぎたらこういう言葉を言わなければいけません。高野部長でなくても、年相応に生きていれば体験をとおして学ばされることです。特に男女の仲には大切な気持ちの持ちようです。
「言わなくても分かる」なんてありえない、と思いましょう。夫婦になると言わなくてもわかる、という人たちもいますが、それは相手を信頼しているからたいがいの事は許せるのです。
高野部長夫婦のように「言わなかったこと」が夫婦の危機を招くことが増えたような世相を感じます。他人事ではない、と思いながら切ない気持ちで観ている人も多いでしょうね。「なぜ分かってくれなかった」とほぞを噛んでも後の祭りです。
というわけで、ラヴコメとしては上々に仕上がってきています。干物女なんてことは忘れて、観ている私たちも恋の行く末を追いかけてみましょう。


